ゆずちんのおしっこ問題 年始の巻
年が明けようが明けまいが、みかんちゃんとゆずちんは何も変わりません。
ただ、年末年始がいつもと違うっていうことだけはわかります。なにせ、下僕が定時にでかけませんから。
そうすると下僕の過ごし方が問題になってきます。
外出していないのであれば、みかんちゃんにもゆずちんにも平等に「下僕不在」となりますが、「下僕在宅」となると不公平が発生してしまうのです。
たとえば、下僕がテレビを見てくつろいでいる時。
みかんちゃんが下僕のところにやってきて一緒にくつろぎます。
みかんちゃんが乗っかっているので下僕は動くことができず、テレビ見ながらソファにひっくりかえっています。
ゆずちん的にはそれは不公平なのです。
みかんちゃんにくっつくこともできないし、下僕にくっつくこともできないし、なんだか仲間はずれになった気分です。
ダラダラとくつろぐ下僕とみかんちゃんを遠くからみつめています。
その視線に気づいた下僕がゆずちんを呼んでも、ゆずちんは絶対に来ません。
「呼びつけるんじゃなくてお前が来いよ」って感じなのでしょう。
1月1日はお店があいていないので、下僕はほとんど1日中家でダラダラしていたわけですから、カウチポテトなみかんちゃんとのスキンシップの時間が増えるわけです。
1月2日も3日も似たようなものです。初売りに行くくらいで遠出はしません。
12月に録りだめたドラマを一気見したりして過ごしているのでテレビとiPadとみかんちゃんが下僕のすべてになってしまいます。
ゆずちんは激しく遊ばないとダメなタイプです。
激しく遊ばないと下僕がさぼっていると思っちゃうタイプです。
だから、正月三が日は、「下僕さぼりまくり&いつもみかんちゃん優先」と思ってしまったのでしょうね。
1月4日に事件発生。
1月4日の朝、ゆずちんがバスルームで下僕を呼びました。下僕がバスルームに行くまでなきつづけています。
下僕と目があうと同時に、立ったままバスルームの壁に向かって勢いよくおしっこしました。
まるで 雄猫がスプレーするかのように。でも、ゆずちんは雄猫ではありませんのでスプレーしません。ましてや立ったままおしっこするなんてことは今まで一度だってありません。かなり長いことおしっこして、膀胱を完全にカラにしたことは確実です。だからスプレー行為ではありません。
壁から排水溝にむかっておしっこが流れていく途中にゆずちんがいるわけですから、ゆずちんの足はおしっこにつかっています。
そこまでで、下僕はかなりメンタルやられちゃいました。それでも、このままゆずちんがほかの部屋に行ったらヤバイということだけは考えることができました。
なので、バスルームと洗面所のドアをしめて、猫用シャンプーとバスタオルを用意しました。
このあたりで、異変に気が付いたのです。
くさいはずのバスルームが全然臭くない。
おしっこの色が無色透明でおしっこぽくない。
下僕の頭の中で赤いランプがぐるぐるまわり、警鐘が鳴り響きました。
においがなくて無色透明のおしっこはマジでヤバいんじゃないか???
ゆずちんをシャンプーして乾かして、バスルーム掃除して、たくさんある「ねこのきもち」の中からおしっこ&うんこ特集をさがし、調べまくりましたよ。
こんな時、インターネットよりも「ねこのきもち」の方が役に立ちますね。表紙を全部チェックすればいいだけですから。
そして、速攻動物病院に行かなくてはいけない状態であることが判明。
パニックになった下僕は1月4日に救急ということで動物病院に行くか、1月5日午前でもともと予約してあったので1月5日に行くか、悩みました。
冷静に考えれば、1月4日にねじこむ必要はまったくないことだったんですけどね。
1月5日、予約時間に動物病院に行き、事の次第を説明して、尿検査をすることになりました。
膀胱から直接尿をとって検査した結果、まったく問題なしでした!!
「おしっこが無臭で無色透明なんです。これって病気ですよね」とパニック寸前になっていた下僕に、獣医師が言いました。
「においもしっかりあるし、色も濃い黄色ですから問題ありません。」
ゆずちん、パニック寸前になった下僕が恥ずかしいじゃないか。。。。
どうやら、ストレスとかで一時的にそうなることはあるらしいです。継続的にそうなると病気なんだけど、一時的だったら、問題ないそうです。
ついでに石が入っていないかの検査もしてもらいましたが、まったく入っていないとのことで。ゆずちんは身体的に問題なしでした。精神的には、ちょっと問題なしとは言い切れないですけどね。
以来、ゆずちんとは毎日激しく遊んでいます。
たとえどんなに仕事で疲れていても。
それが大切なんだと思います。
そのせいか、ここ最近はちゃんとトイレでおしっこしてます。
いい子ちゃんなゆずちんです。
年末年始のおしっこ問題のはなしはこれでおしまい。