みかんちゃんとゆずちんの下僕の備忘録

みかんちゃん、3月に急性膵炎になってしまった件

2022年3月22日、みかんちゃんは急性膵炎と診断され急遽入院することになりました。

 

春分の日の3連休、下僕は部屋の模様替えをするつもりで2月からいろいろと作業をしていました。古い家具を廃棄して、新しい家具を購入するとかね。

キャットタワーもだいぶ古くなってきていたので、新しいのに変えるべくいろいろやっていたのですが。。。

しかも、そんな生活環境が変化する中で3月19日の午前中にゆずちんの動物病院の定期健診の予約をうっかり間違えてみかんちゃんを捕獲するという失態を下僕は犯しました。みかんちゃんは3月5日に健診に行っているのに、追いかけまわしてつかまえてキャリーケースに入れて、「まちがえた」と気付いたのです。これが極めつけだったのだと思う。

 

みかんちゃん的には衝撃的にストレスがたまったのだと思います。配送で知らない人がきたり、慣れ親しんだ家具がなくなり新しい家具になってしまったり。その上追いかけまわされて。

 

3連休前夜から1日1回吐くことがありました。一気食いをして吐くことがたまにあるので、またそれなのかと思ったのですが。3連休中、夜突然目覚めて吐くことがありました。

しかも、吐くのは胃液だけ。泡がいっぱいの黄色の液体を吐くようになって、食欲もないし、体重も減っているような気がしたので3月21日の夕方動物病院に電話して、翌日夕方の予約をとって診察に行きました。

 

検査してもらったら、膵臓が腫れていて、まわりの臓器にも影響しているということで肝臓も腫れていて、即入院で治療することになりました。

膵臓も肝臓も、衝撃的に悪い検査結果で下僕は眩暈がしましたよ。

 

急性膵炎は原因がわからないとのこと。

でも、下僕的にはストレスのような気しかしない。なぜなら、ストレスがたまるようなことがここ最近起こっていたから。ひたすら反省です。

 

翌日から1日1回面会に行くことになりました。夕方仕事を終えてから動物病院に訪問です。

23日(水) おもちゃとかブランケットとか持ち込んでも良いとのことでしたので、下僕のパジャマとおもちゃを持っていきました。

みかんちゃんは下僕のパジャマに顔を突っ込んで寝ていることがよくあるので、ジェラートピケのもこもこパジャマを病室(ケージ)に入れてあげました。おもちゃもお気に入りのけりぐるみと鈴の入ったボールを持っていきました。殺風景な病室で少しでもおうちを感じることができるものを選びました。

 

看護師に案内されて病室に行くと、ケージの扉部分にタオルがかけられていて、中から外を見れないようになっていました。どうやらみかんちゃん、はじめての場所でますますストレスが溜まってしまったようで警戒心いっぱいだったようです。それで外の動きとか見えないようにしてもらったのです。

 

扉をあけてもらうと開口一番は、「シャーッ」でした。

「誰だ、お前、近づくな!」という感じなのか、点滴をした前脚が痛々しい感じで、立ったままかたまっていて、下僕はとほほな気分になりました。

たぶん、病気になった上、動物病院に置き去りにされたと思っていたのでしょうね。

みかんちゃんに手を近づけてにおいをかがせて、下僕がきたことを伝えるとようやくわかってくれたようで近づいてきてくれました。下僕のパジャマを入れてあげたらすぐ上にのってクンクンしてました。

おもちゃも入れてあげると、自分のにおいがするものが増えてちょっと安心したかのよう。面会は20分までと言われていたので、30分間みかんちゃんとおしゃべりして、しばしのお別れです。獣医師からしっかりと治療できていると聞いて少しだけ安心。悲愴感ただようみかんちゃんを残して帰宅しました。

 

もともとキャリーケースの中にはブランケットと湯たんぽが入れてあったのでそれを病室に入れてもらっていたんだけど、翌朝早くにパジャマとかおもちゃとか持って行ってあげれば良かったな~と思いました。

 

24日(木) また同じ時間に面会に行きました。

やっぱりまだ病室の扉にはタオルをかけてもらっています。

どうやら少し慣れてきたのか、私が病室に行くと待っていた様子。みかんちゃんは下僕の足音でわかるんです。タオルの向こう側で扉に顔を押し付けて扉があくのを待ってました。かなり落ち着いた様子。

点滴が痛々しいですが、本人はそんなに気にする様子もなく自由にケージの中を動き回っていました。ごはんもしっかり食べているとのこと。

前日のような悲愴感がなくなって、下僕も一安心でした。

 

25日(金) また同じ時間に面会に行きました。

みかんちゃんは規則性を重視するタイプなので、同じ時間に行くようにしていました。サプライズとかは好まないタイプなんです。

あいかわらず病室の扉にはタオルがかかっていましたが、手をだして下僕がくるのを待っていました。だいぶ元気そうになってきて、ごはんもちゃんと食べれるようになったとのことで悲愴感が完全になくなりました。お世話をしてくれる看護師と遊ぶようになったとのこと。だいぶ良くなったようでした。

 

そして、獣医師より退院しても大丈夫とのこと。

やったー!って感じです。

検査をしたら、膵臓の腫れはひいたそうでもう大丈夫とのこと。肝臓はまだ数値がちょっと高めなので様子見が必要だけど、おうちで安静にできるのであればその方が良いとのこと。翌日から皮下点滴のために毎日通わなくてはいけないけど、退院しても良いとのことで、ようやく下僕の顔に笑顔が戻りました。

 

毎日通うのは大変なので自宅で皮下点滴しますかって聞かれたけれど、それは絶対ムリ、毎日通う方がずっと簡単ということで、さっさと退院いたしました。

たくさんの薬と皮下点滴と、まだ完治したとは言えない状態だけれど、予定よりも早く退院できたことに感謝でした。

 

自宅に戻ってきたみかんちゃんは、脚がふらふらしていましたが、速攻部屋の中に入っていき、あちこち点検していました。「ようやくおうちに帰ってこれた」という気持ちが伝わってきて涙がでたよ。

 

突然のみかんちゃんの帰宅に、びっくりぽんなゆずちんのことはまた別の機会に。