みかんちゃんとゆずちんの下僕の備忘録

ゆずちんの一番のお気に入りのおもちゃはみかん玉

突然夏になったせいか、みかんちゃんの抜け毛がすごいことになっています。

ゆずちんはそんなに抜けないんですけどね。

 

みかんちゃんのブラッシングは独特です。

基本的に、ブラッシングは食事中しかさせてくれません。

っていうか、食事中にさわられるのが大好きです。

 

普通、猫って食事中は近寄られるのも嫌がるものですが。

みかんちゃんはさわられればさわられるほど食欲がでてくるようです。これは、小さい頃にそのようにしてしまったせいかもしれません。

 

なので、食事中を狙ってブラッシング。

ぬける。ぬける。すっごいぬけます。

 

ブラシは、いろいろ試しましたが、半透明ピンク色の小さなラバーブラシ(ゴム製)が一番お気に入りです。

ファーミネーターなども買ったのですが、硬すぎて下僕も使いづらいし、みかんちゃんもさわりごこちが好きではなかったようです。

 

ピンクのラバーブラシでガシガシとブラッシングします。

すると、「もう、なんてことっ!」って叫びたくなるくらいの量の抜け毛がでてきます。

 

この時期抜けるのは冬毛なので、細くてふわふわ柔らかくてきれいなベージュ色の毛があっというまにてんこもりです。

 

下僕はその抜けた毛をすべて集めて手のひらでまとめてころころ転がして玉にします。

そうして、できあがったのが、みかん玉です。

ドラゴンボールくらいのサイズです。

 

みかんちゃんは、みかん玉が大好きです。

「そんなに自分が好きなのか?」と聞きたくなるくらいみかん玉が好きです。どんなおもちゃよりも大好きです。

 

ところが、ゆずちんが我が家にやってきてから、みかんちゃんの行動が変わりました。

 

みかん玉に見向きもしなくなったのです。

そのかわりに、ゆずちんが衝撃的なまでに執拗にみかん玉で遊びます。移動する際は、口にくわえて移動するし。

下僕に「投げろ」と指示します。

下僕が投げると、とんでもない勢いで追いかけていきます。

休憩する際は、じぶんの腕の中に抱え込んでいます。

「決して、誰にも渡さない」感を発しています。

 

みかんちゃんは遠くから見ているだけです。

 

とはいえ、しょせん毛のかたまりですから、激しく遊んでいるうちにくずれてくるので、下僕はこっそり捨ててしまいます。

 

みかん玉が突然なくなった腹いせか、ゆずちんはやたらとみかんちゃんに飛びかかります。

 

あーーーー。みかんちゃん、ごめん。

ゆずちん、みかんちゃんのことをみかん玉だと思い込んでるよ。